成長のよろこび~ひとりのストーリー~-障がいのある子供たちへのSST、運動など児童発達支援、療育、放課後等デイサービスなど-


ひとりのストーリー Iくん ONE STORY

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Iくんのおはなし

ひとりのストーリー

余暇の充実・同年代の友達との交流を求めて…

Iくんが小学生であった当時は今のように多くの福祉サービスがなく、放課後や休日に本人が過ごすコミュニティや過ごし方の選択肢が少ない状況でした。
そのような状況のなか、ご家族がIくんの余暇の充実(移動支援)・同年代の友達との交流(日中一時支援)の場が必要と考えられ、Iくんのライフ・アシストの利用開始となりました。


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中学生になり、将来を見据えて…

小学生時代は「楽しむ場を求めて」が利用目的の主でしたが、 中学生になると「将来を見据えて」に目的を変え、児童デイサービス(現:放課後等デイサービス)の利用を開始されました。


  • 「できる喜び」
  • 「うまくいかなくても再挑戦する心」
  • 「もっと自分の力を試したいと思う気持ちの育み」
  • 「自己選択による挑戦」

自分自身の人生を歩むうえで大切なこの4点を児童デイサービスの活動の中で育まれました。

中学生のIくんが実際に行ったプログラム

Iくん・ご家族と今後を見据え、今必要だと思う支援の形を一緒に考え、様々なプログラムに参加し、
学生から社会人になっていく大切な時期を共に過ごしました。

自主通所練習

『就労する際に選択肢を広げる為に必要となる公共交通機関を使って一人で移動する力を得る事』を目的にした練習

サッカークラブチームプログラム

『生涯の余暇の充実・コミュニティへの参加・体力の強化』を目的としたサッカークラブチームプログラムへの所属

調理プログラム

独居を見据えた調理プログラム

就労プログラム

就労を見据えた就労プログラム


何か新しい事に挑戦するときご家族からのお願いだけでなく、
挑戦する前にIくんの「やってみます」「やりたいです」という言葉がいつも貰えた事は支援者により活力を与えてくれました。

ひとりのストーリー

社会人としての第一歩は「えーる」で。

社会人として第一歩の進路にアシストセンターえーるを選んでいただいたので、児童デイサービスで築いた関係性とアセスメントを活かして1年目からIくんの力を発揮しやすいであろう環境設定を整え経験を重ねていきました。精神面で今までの関係性が甘えになってしまう可能性も懸念していました。えーる利用当初は仕事中にも緊張感に欠けた姿勢を見せることもありましたが、仕事が上達していく喜び、将来について話し合う面談を重ねるなかで社会人としての心構えが少しずつ確立していき、翌年後輩が入って来た時にはしっかりと社会人の先輩になっていました。


ひとりのストーリー

そして今、新聞配達員になる夢を持ったIくん。

さまざまな仕事を経験して自信をつけてきたが、特にポスティングには自信と思い入れ、責任感を強く持った仕事ぶりを見せてくれています。もっと経験を積んで、新聞配達員になる事が今のIくんの希望です。いつの日かライフ・アシストの支援から巣立っても、なにかあればすぐに相談できる距離感・関係でありたいと考えています。